🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月08日 JST 生成: 2026年07月08日 09:13 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
255
総交戦回数
69
セクター積み上げ

セクター別交戦数

コスチャンチニフカ方面
17
ポクロフスク方面
17
スラビャンスク方面
14
北スロボジャンスク・クルスク方面
6
フリャイピレ方面
6
南スロボジャンスク方面
3
リマン方面
3
オレクサンドリフカ方面
3
📋 7月7日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1412250+1200
戦車12097+9
装甲車両24899+5
火砲45508+57
多連装ロケット19170
対空システム1478+5
航空機4360
ヘリコプター3530
ドローン394846+2129
艦船330
潜水艦20
車両・燃料タンク117085+399
巡航ミサイル4887+37
特殊装備4394+5
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
北スロボジャンスク・クルスク方面66回の戦闘接触が発生。占領軍は14回の砲撃を実施し、うち1回はMLRS使用。スムィ州の複数集落が砲撃・航空攻撃を受けた。
南スロボジャンスク方面3ロシア軍がスタリツャ地区およびイズビツケ・チャイキフカ方向に3回突破を試みた。
クピャンスク方面0ロシア軍の攻勢行動は現時点で確認されていない。ISWはボロバ方向での限定的攻勢も前進なしと報告。交戦なし
リマン方面3ナジャ・ノヴォセリフカ地区およびリマン・オゼルネ・ジブロヴァ方向への3回の前進試みをウクライナ軍が撃退。
スラビャンスク方面14クリヴァ・ルカ・ライ=オレクサンドリフカ方向およびリズニキフカ・ザキトネ地区で14回の攻撃を撃退。うち3回は継続中。
クラマトルスク方面0ロシア軍の攻勢行動は確認されていない。ただしISWによればグライドボム攻撃が増加しており、DTEKエネルギー社作業員3名が負傷。交戦なし
コスチャンチニフカ方面17コスチャンチニフカ・イリニフカ・イヴァノピリャ地区およびステパニフカ・トレツケ・ヴィルネ方向で17回の攻撃を撃退。うち1回は継続中。ロシアMoDはコスチャンチニフカ制圧を主張するも実態は不明確。
ポクロフスク方面17ニカノリフカ・ロジンスケ・ノヴォオレクサンドリフカ等の地区で17回の前進試みを撃退。うち1回の交戦が継続中。
オレクサンドリフカ方面3ロシア軍がオレクサンドログラード・テルノヴェ・カリニフスケ地区に3回前進を試みた。ISWはウクライナ軍がピドドゥブネ・ヴォスクレセンカ・ミルネ方面で前進と報告。
フリャイピレ方面6ドブロピリャ・フリャイピルスケ方向への6回の攻撃を撃退。うち3回の交戦が継続中。ISWはウクライナ軍がフリャイピレ西方の陣地を維持と報告。
オリヒフ・プリドニプロフスク方面0ロシア軍の攻勢行動は確認されていない。交戦なし
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月7日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数351
撃墜・無力化数326
無力化率92%
着弾(推定)25
種別Shahed型・Gerbera型・Italmas型攻撃ドローンおよびParodiya囮ドローン(合計351機)。加えてロシアへの攻撃としてウクライナ軍が長距離ドローンでオムスク・ヤロスラヴリ・レニングラード州等を攻撃。
ミサイル発射数68
ミサイル撃墜数37
ミサイル無力化率54%
場所施設種別被害内容
キーウ市集合住宅・複数地区の民間インフラ弾道ミサイル攻撃により少なくとも19人死亡・76人負傷。ポジルスキー区・ダルニツキー区等10か所以上が被弾。複数の集合住宅に直撃。
キーウ郊外ヴィシュネヴェ民間施設・住宅地ロシアの大規模攻撃で爆発・火災が発生。消火活動が継続。当該施設はウクライナ軍管轄外と参謀本部が確認。
オデーサ州住宅インフラ・民間建物ドローン攻撃により民間建物が損傷。23歳男性が負傷との報告。
チェルニヒフ州コリュキフカ木材加工企業・エネルギー施設7月6日夜のロシアドローン攻撃により木材加工企業とエネルギー施設が被弾し火災が発生。
クリヴィー・リフノヴァ・ポシュタ仕分けターミナルロシアの攻撃により物流ターミナルが損傷。緊急部隊が対応中。
ハルキフ市シェフチェンキフスキー区民間地区7月7日午後にロシア軍の誘導爆弾攻撃により1人死亡・21人負傷(子ども4人含む)。
クラマトルスクエネルギー企業施設(DTEK)誘導グライドボム攻撃によりDTEK社の作業員3人が負傷。
ザポリージャ州(ガソリンスタンド)燃料供給施設ロシア軍がガソリンスタンドを攻撃。詳細な被害規模は不明。
ミコライウ州(ガソリンスタンド)燃料供給施設ロシア軍がガソリンスタンドを攻撃。詳細な被害規模は不明。
ドネツク州(エネルギー作業員2チーム)エネルギーインフラ作業現場ロシア軍が誘導航空爆弾を含む攻撃で電力作業員2チームを攻撃し、死傷者が発生。
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月7日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

7月7〜8日にトルコ(アンカラ)でNATOサミットが開催され、ゼレンスキー大統領が出席。トランプ米大統領はサミット傍らでゼレンスキーと会談し、終戦方策を協議後、プーチンとも連絡を取る予定。ゼレンスキーは対弾道ミサイルシステムの緊急供与を訴え、ルッテNATO事務総長とPatriotミサイル供与の必要性を協議。カナダは車両・弾薬向け9億ドル超の支援を表明。EU欧州NATO同盟国は2026〜27年にウクライナへ追加700億ユーロ拠出を計画。ロシア側はリャブコフ外務次官が米との接触継続を表明する一方、ウクライナを交渉拒否の責任者として描こうとしている。