時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
📋 7月7日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。
ロシア軍損失状況
| カテゴリ | 累計 | 前日比 |
| 人員 | 1412250 | +1200 |
| 戦車 | 12097 | +9 |
| 装甲車両 | 24899 | +5 |
| 火砲 | 45508 | +57 |
| 多連装ロケット | 1917 | 0 |
| 対空システム | 1478 | +5 |
| 航空機 | 436 | 0 |
| ヘリコプター | 353 | 0 |
| ドローン | 394846 | +2129 |
| 艦船 | 33 | 0 |
| 潜水艦 | 2 | 0 |
| 車両・燃料タンク | 117085 | +399 |
| 巡航ミサイル | 4887 | +37 |
| 特殊装備 | 4394 | +5 |
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。
前線各地の状況
※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記
| セクター | 交戦数 | 状況詳細 | 備考 |
| 北スロボジャンスク・クルスク方面 | 6 | 6回の戦闘接触が発生。占領軍は14回の砲撃を実施し、うち1回はMLRS使用。スムィ州の複数集落が砲撃・航空攻撃を受けた。 | |
| 南スロボジャンスク方面 | 3 | ロシア軍がスタリツャ地区およびイズビツケ・チャイキフカ方向に3回突破を試みた。 | |
| クピャンスク方面 | 0 | ロシア軍の攻勢行動は現時点で確認されていない。ISWはボロバ方向での限定的攻勢も前進なしと報告。 | 交戦なし |
| リマン方面 | 3 | ナジャ・ノヴォセリフカ地区およびリマン・オゼルネ・ジブロヴァ方向への3回の前進試みをウクライナ軍が撃退。 | |
| スラビャンスク方面 | 14 | クリヴァ・ルカ・ライ=オレクサンドリフカ方向およびリズニキフカ・ザキトネ地区で14回の攻撃を撃退。うち3回は継続中。 | |
| クラマトルスク方面 | 0 | ロシア軍の攻勢行動は確認されていない。ただしISWによればグライドボム攻撃が増加しており、DTEKエネルギー社作業員3名が負傷。 | 交戦なし |
| コスチャンチニフカ方面 | 17 | コスチャンチニフカ・イリニフカ・イヴァノピリャ地区およびステパニフカ・トレツケ・ヴィルネ方向で17回の攻撃を撃退。うち1回は継続中。ロシアMoDはコスチャンチニフカ制圧を主張するも実態は不明確。 | |
| ポクロフスク方面 | 17 | ニカノリフカ・ロジンスケ・ノヴォオレクサンドリフカ等の地区で17回の前進試みを撃退。うち1回の交戦が継続中。 | |
| オレクサンドリフカ方面 | 3 | ロシア軍がオレクサンドログラード・テルノヴェ・カリニフスケ地区に3回前進を試みた。ISWはウクライナ軍がピドドゥブネ・ヴォスクレセンカ・ミルネ方面で前進と報告。 | |
| フリャイピレ方面 | 6 | ドブロピリャ・フリャイピルスケ方向への6回の攻撃を撃退。うち3回の交戦が継続中。ISWはウクライナ軍がフリャイピレ西方の陣地を維持と報告。 | |
| オリヒフ・プリドニプロフスク方面 | 0 | ロシア軍の攻勢行動は確認されていない。 | 交戦なし |
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月7日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報
民間施設・インフラ被害
| 項目 | 数値 |
| ドローン発射数 | 351 |
| 撃墜・無力化数 | 326 |
| 無力化率 | 92% |
| 着弾(推定) | 25 |
| 種別 | Shahed型・Gerbera型・Italmas型攻撃ドローンおよびParodiya囮ドローン(合計351機)。加えてロシアへの攻撃としてウクライナ軍が長距離ドローンでオムスク・ヤロスラヴリ・レニングラード州等を攻撃。 |
| ミサイル発射数 | 68 |
| ミサイル撃墜数 | 37 |
| ミサイル無力化率 | 54% |
| 場所 | 施設種別 | 被害内容 |
| キーウ市 | 集合住宅・複数地区の民間インフラ | 弾道ミサイル攻撃により少なくとも19人死亡・76人負傷。ポジルスキー区・ダルニツキー区等10か所以上が被弾。複数の集合住宅に直撃。 |
| キーウ郊外ヴィシュネヴェ | 民間施設・住宅地 | ロシアの大規模攻撃で爆発・火災が発生。消火活動が継続。当該施設はウクライナ軍管轄外と参謀本部が確認。 |
| オデーサ州 | 住宅インフラ・民間建物 | ドローン攻撃により民間建物が損傷。23歳男性が負傷との報告。 |
| チェルニヒフ州コリュキフカ | 木材加工企業・エネルギー施設 | 7月6日夜のロシアドローン攻撃により木材加工企業とエネルギー施設が被弾し火災が発生。 |
| クリヴィー・リフ | ノヴァ・ポシュタ仕分けターミナル | ロシアの攻撃により物流ターミナルが損傷。緊急部隊が対応中。 |
| ハルキフ市シェフチェンキフスキー区 | 民間地区 | 7月7日午後にロシア軍の誘導爆弾攻撃により1人死亡・21人負傷(子ども4人含む)。 |
| クラマトルスク | エネルギー企業施設(DTEK) | 誘導グライドボム攻撃によりDTEK社の作業員3人が負傷。 |
| ザポリージャ州(ガソリンスタンド) | 燃料供給施設 | ロシア軍がガソリンスタンドを攻撃。詳細な被害規模は不明。 |
| ミコライウ州(ガソリンスタンド) | 燃料供給施設 | ロシア軍がガソリンスタンドを攻撃。詳細な被害規模は不明。 |
| ドネツク州(エネルギー作業員2チーム) | エネルギーインフラ作業現場 | ロシア軍が誘導航空爆弾を含む攻撃で電力作業員2チームを攻撃し、死傷者が発生。 |
📋 7月6日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月7日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事
外交・停戦交渉
7月7〜8日にトルコ(アンカラ)でNATOサミットが開催され、ゼレンスキー大統領が出席。トランプ米大統領はサミット傍らでゼレンスキーと会談し、終戦方策を協議後、プーチンとも連絡を取る予定。ゼレンスキーは対弾道ミサイルシステムの緊急供与を訴え、ルッテNATO事務総長とPatriotミサイル供与の必要性を協議。カナダは車両・弾薬向け9億ドル超の支援を表明。EU欧州NATO同盟国は2026〜27年にウクライナへ追加700億ユーロ拠出を計画。ロシア側はリャブコフ外務次官が米との接触継続を表明する一方、ウクライナを交渉拒否の責任者として描こうとしている。