時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月16日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
📋 7月17日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。
ロシア軍損失状況
| カテゴリ | 累計 | 前日比 |
| 人員 | 1425990 | +1370 |
| 戦車 | 12148 | +4 |
| 装甲車両 | 24946 | +6 |
| 火砲 | 46084 | +65 |
| 多連装ロケット | 1943 | +7 |
| 対空システム | 1496 | +4 |
| 航空機 | 437 | 0 |
| ヘリコプター | 354 | +1 |
| ドローン | 412884 | +1879 |
| 艦船 | 34 | 0 |
| 潜水艦 | 2 | 0 |
| 車両・燃料タンク | 121216 | +489 |
| 巡航ミサイル | 4909 | +3 |
| 特殊装備 | 4424 | +4 |
📋 7月16日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。
前線各地の状況
※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記
| セクター | 交戦数 | 状況詳細 | 備考 |
| スロビャンスク方面 | 24 | ロシア軍が攻撃回数を春の1日5〜7回から22〜26回へ急増。小部隊・車両または徒歩歩兵による攻撃が継続。グライドボム・ドローン攻撃がウクライナ後方兵站を圧迫。 | |
| ポクロウスク方面 | 1 | ロシア軍が浸透作戦を継続。ビルィツケ北方でウクライナ軍がロシア陣地を攻撃。ヴァシリフカ(ポクロウスク北西)でロシア軍237VDV連隊が活動。ウクライナ軍は100km規模のキルゾーン形成を目指す。 | 交戦あり |
| コスチャンティニウカ方面 | 1 | ロシア軍は重装甲車両を使わず少数歩兵分隊による浸透を継続。FPVドローンが避難民間人を攻撃。ロシア軍がウクライナの戦術を模倣し急速にスケールアップ。 | 交戦あり |
| クピャンスク方面 | 1 | ロシア軍が小規模歩兵集団で攻撃し市街地への浸透を試みる。ウクライナ軍が対破壊工作措置を実施し敵集団を撃破。前進なし。 | 交戦あり |
| ボロワ方面 | 1 | ロシア軍が限定的攻撃を継続したが前進なし。オスキル(ボロワ南東)のウクルポシュタ郵便局が攻撃・破壊された。 | 交戦あり |
| スムィ州北部方面 | 1 | ロシア軍がスムィ州北部で攻撃継続も前進なし。クラスノピリャ・ウフロイディにKh-39ミサイルおよびFAB-500爆弾によるウクライナ陣地攻撃を実施。 | 交戦あり |
| ハルキウ州北部方面 | 1 | ロシア軍がトラビャンスケ貯水池西方(ハルキウ市北東)で前進。ヴェリキー・ブルルク方面では限定的攻撃継続も前進なし。 | 交戦あり |
| ドブロピリャ方面 | 1 | ロシア軍が攻撃継続も前進なし。クラスノポジリャ付近でFAB-500グライドボム3発によるウクライナ陣地攻撃が確認された。 | 交戦あり |
| ノボパブリウカ方面 | 1 | ロシア軍が限定的攻撃を継続したが前進なし。 | 交戦あり |
| フリャイポレ方面 | 1 | ロシア軍が攻撃継続も前進なし。 | 交戦あり |
| ザポリージャ州西部方面 | 1 | ロシア軍が攻撃継続もウクライナ軍の反撃により前進なし。ステプノヒルスク・プラウニ付近およびマリ・シェルバキ付近でウクライナ軍が反撃。ロシア軍の砲兵使用が60%減、ドローン使用が30%減。 | 交戦あり |
| オレクサンドリウカ方面 | 1 | ウクライナ軍がアンドリイウカ=クレウストウェ中央部で前進。ロシア浸透部隊を排除した可能性が高い。 | 交戦あり |
| ヘルソン方面 | 0 | 7月16日は地上作戦の報告なし。 | 交戦なし |
📋 7月16日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月17日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報
民間施設・インフラ被害
| 項目 | 数値 |
| ドローン発射数 | 146 |
| 撃墜・無力化数 | 129 |
| 無力化率 | 88% |
| 着弾(推定) | 17 |
| 種別 | Shahed型・Gerbera型・Italmas型攻撃ドローンおよびParodiya型デコイドローン、Banderol型徘徊弾薬5発 |
| ミサイル発射数 | 13 |
| ミサイル撃墜数 | 3 |
| ミサイル無力化率 | 23% |
| 場所 | 施設種別 | 被害内容 |
| クラマトルスク(ドネツク州) | 住宅・郵便局 | 住宅建物および郵便局が攻撃を受け、民間人3名が負傷 |
| オデーサ | 民間施設 | ロシアのミサイル攻撃により2名死亡、負傷者10名に増加 |
| スムィ市中心部 | 図書館・ギャラリー・記念碑(記憶の小路) | KAB誘導爆弾攻撃により図書館、ギャラリー、記憶の小路が損傷 |
| イジューム(ハルキウ州) | 民間地区 | 誘導航空爆弾攻撃により7名負傷(うち子供3名) |
| マルハネツ(ドニプロペトロウシク州) | バス | ロシアのドローンがバスを攻撃し1名死亡、8名負傷 |
| ハルキウ市シェフチェンキウスキー地区 | 乗用車(民間車両) | ロシアの砲弾が乗用車を攻撃し1名死亡、8名負傷(うち子供2名) |
| ヘルソン(コラベルニー地区) | 住宅 | ロシア軍の攻撃により高齢女性1名死亡 |
| ヘルソン(ドニプロウスキー地区) | 民間地区 | ロシア軍のドローン攻撃により1名死亡、6名負傷 |
| ミコライウ港 | 港湾インフラ・外国船舶 | ロシア軍が港を攻撃し外国船舶に乗船中のウクライナ人2名死亡 |
| ノウホロド=シヴェルスキー(チェルニヒウ州) | 住宅 | ロシアのドローン攻撃により子供3名を含む家族が負傷 |
📋 7月16日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月17日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事
外交・停戦交渉
ゼレンスキー大統領は7月16日、国防相にフェドロフ前長官を解任し、SBU長官代行イェウヘン・フマラを暫定国防相に任命。ヴェルホウナ・ラーダは新首相にナフトガスCEOセルヒー・コレツキーを承認し新内閣が発足。フェドロフ解任は少なくとも18都市で大規模抗議を引き起こし2日目も継続。外交・停戦交渉については、ロシアが協議を停戦偽装工作として利用しているとの分析(Kyiv Independent)があるが、具体的な交渉進展の報告はなし。ポーランドがバルト海でのNATOの防空統合演習に対するロシアの偵察活動を警告。