時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
📋 6月3日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。
ロシア軍損失状況
| カテゴリ | 累計 | 前日比 |
| 人員 | 1368040 | +1130 |
| 戦車 | 11974 | +5 |
| 装甲車両 | 24673 | +7 |
| 火砲 | 43172 | +60 |
| 多連装ロケット | 1826 | +5 |
| 対空システム | 1403 | +3 |
| 航空機 | 436 | 0 |
| ヘリコプター | 353 | 0 |
| ドローン | 325615 | +1853 |
| 艦船 | 33 | 0 |
| 潜水艦 | 2 | 0 |
| 車両・燃料タンク | 102575 | +437 |
| 巡航ミサイル | 4693 | 0 |
| 特殊装備 | 4245 | +4 |
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。
前線各地の状況
※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記
| セクター | 交戦数 | 状況詳細 | 備考 |
| ハルキウ北部 | 1 | ロシア軍が攻勢を継続したが前進は確認されず。ヴェリキー・ブルルク方向では地上活動の報告なし。 | 不明 |
| クピャンスク・ボロヴァ(オスキル川) | 1 | ロシア軍が限定的攻勢を実施。ウクライナ軍がボロヴァ南方で反撃。 | 交戦あり |
| スロヴィャンスク | 1 | ロシア軍が攻勢継続も前進確認なし。ウクライナ軍がスロヴィャンスク南東で反撃。 | 交戦あり |
| コスチャンティニウカ・ドルジキウカ | 1 | ロシア軍が攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍がベレストク付近のロシア軍集結に打撃。 | 交戦あり |
| ポクロウスク・ノヴォパブリウカ | 27 | ドブロピルリャ戦術エリアおよびポクロウスク・ノヴォパブリウカ方向でロシア軍が攻勢継続も前進なし。 | |
| フリャイポレ(グリャイポレ) | 27 | ロシア軍が攻勢継続も前進なし。シチェルバキ付近でオリヒウ西方への攻撃を実施。 | |
| ヘルソン | 1 | アントニウスキー橋付近でロシア軍が限定的攻勢を継続したが前進なし。ウクライナ軍がホラ・プルスタン付近のドローン管制拠点を攻撃。 | 交戦あり |
| スームィ北部 | 1 | バチウスク北東でロシア軍の浸透作戦が実施され、ウクライナ軍がロシア軍陣地を攻撃。 | 交戦あり |
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、6月3日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報
民間施設・インフラ被害
| 項目 | 数値 |
| ドローン発射数 | 198 |
| 撃墜・無力化数 | 189 |
| 無力化率 | 95% |
| 着弾(推定) | 9 |
| 種別 | Shahed / Gerbera / Italmas / Banderol / Parodiya(6月1日夜〜2日の大規模攻撃では656機、6月2日夜は198機) |
| ミサイル発射数 | 73 |
| ミサイル撃墜数 | 40 |
| ミサイル無力化率 | 54% |
| 場所 | 施設種別 | 被害内容 |
| キーウ市 | 医療クリニック・ガソリンスタンド・幼稚園・集合住宅 | 少なくとも7人死亡、90人以上負傷(うち子供2人)。住宅・医療施設・車のディーラー・ガソリンスタンドで火災・損傷 |
| ドニプロ市 | 集合住宅・インフラ | 少なくとも16人死亡、42人以上負傷(うち子供4人)。クラスター弾使用。ダブルタップ攻撃で救助隊員1人死亡 |
| ドニプロ市 | Nova Post(宅配)ターミナル・ATB倉庫 | ロシアのドローン攻撃によりNova Postの革新的ターミナルが損傷。ATB小売チェーンの倉庫施設も損傷(6月3日) |
| ハルキウ市・ハルキウ州 | エネルギーインフラ・居住区・教育施設 | エネルギーインフラが損傷。ハルキウ市および19集落が攻撃を受け11人負傷。チュフイウで2人負傷(うち14歳の子供1人)、教育施設損傷 |
| ハルキウ州ロキトネ村 | 農場施設 | ロシア軍の攻撃で農場が直撃。2人死亡、3人負傷 |
| クラマトルスク(ドネツク州) | 市街地 | 6月3日夕方にロシア軍が2回攻撃。3人死亡、4人負傷 |
| スームィ州ムィコライウシカ地区 | 住宅 | ロシアのドローンによる「標的型攻撃」で64歳男性1人死亡、84歳の母親負傷 |
| ザポリージャ州 | ガソリンスタンド | ロシア軍がガソリンスタンドを攻撃後、消火活動中の救助隊に第2波攻撃(ダブルタップ) |
| オデーサ州 | 民間インフラ | 6月3日夜のドローン攻撃で男性2人負傷、民間インフラ損傷 |
| チェルニヒウ・ムィコライウ・ポルタウ・スームィ・フメリニツキー・ザポリージャ各州 | 商業・輸送・居住・エネルギー・重要インフラ | チェルニヒウ州で28回の攻撃(エネルギー施設・輸送インフラ被害)。各州で商業・輸送・住宅・エネルギーインフラが被害を受けた |
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、6月3日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事
外交・停戦交渉
NATOのルッテ事務総長が6月3日にキーウを訪問。前日のロシアの大規模攻撃で20人以上が死亡した翌日の訪問となった。ルッテ事務総長はPAC-3迎撃ミサイルの供与が「毎日・毎週」継続していると表明。ゼレンスキー大統領はPatriotミサイル供給契約の遅延に関して担当官に1週間の期限を設定し、進展がなければ人事刷新を示唆。ウクライナとハンガリーはハンガリー系少数民族の権利問題で合意し、EU加盟交渉の前進への道が開かれた。ウクライナ外相はEUの欧州平和ファシリティを活用した米国製Patriotシステム購入を欧州に要請。ウクライナ・NATO理事会がキーウで開催された。