🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年06月20日 JST 生成: 2026年06月20日 09:14 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 6月18日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
248
総交戦回数
10
セクター積み上げ

セクター別交戦数

フリャイポレ方面
1
ポクロフスク方面
1
スロビャンスク方面
1
コスチャンティニフカ=ドルジキフカ方面
1
ハルキウ北部方面
1
クピャンスク方面
1
ボロバ方面
1
スーミ州北部方面
1
オレクサンドリフカ方面
1
ザポリージャ方面(オリヒウ)
1
📋 6月19日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1389420+1370
戦車12040+2
装甲車両24783+4
火砲44298+58
多連装ロケット1881+4
対空システム1432+1
航空機4360
ヘリコプター3530
ドローン359557+1968
艦船330
潜水艦20
車両・燃料タンク108866+441
巡航ミサイル4787+4
特殊装備4309+3
📋 6月18日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
フリャイポレ方面1ロシア軍が最も主要な努力を集中している方面。ウクライナ軍がソロドケ西方でロシア軍の浸透を確認。ロシア軍は30両以上のオートバイ・ATVによる中隊規模の機動突撃を実施したが撃退された。交戦あり
ポクロフスク方面1高い活動強度が報告されている。ドブロピリャ戦術地区での攻勢作戦継続。ウクライナ軍がロシア第2諸兵科軍の集結地点にポクロフスクで空爆実施。交戦あり
スロビャンスク方面1ロシア軍が南部ザキトネでわずかに前進。T-0513道路沿いで機甲・機動混成突撃を実施。ロシア国防省はライ=オレクサンドリフカ制圧を主張するが、ISWはAI生成映像の使用を指摘。交戦あり
コスチャンティニフカ=ドルジキフカ方面1ロシア軍が大規模浸透作戦を実施。コスチャンティニフカ市内に約123〜125名が潜伏するが、特定地区の制御はなし。ロシア軍は西・東・北東から攻撃。同地区全体では約1万1000名が展開。交戦あり
ハルキウ北部方面1ロシア軍が攻勢継続も確認された前進なし。ロシア系ミルブロガーがフラフスケ・フェルフニャ・ピサリフカ等の制圧を主張。ウクライナーンスケでFPVドローンによる民間人攻撃(1名死亡・1名負傷)。交戦あり
クピャンスク方面1限定的攻勢継続も前進なし。ロシア軍が旗掲揚による認知戦を継続。ウクライナ旅団がロシア兵の旗掲揚行為を攻撃する映像を公開。交戦あり
ボロバ方面1攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍がリドコドゥブ・ノベ・ノヴィ・ミル・ヤツキフカ・カルピフカ付近で逆襲を実施したとロシア系情報源が報告。交戦あり
スーミ州北部方面1ロシア軍が限定的攻勢継続も前進なし。ロシア航空宇宙軍がクラスノピリャ付近にFAB-500/1000誘導滑空爆弾攻撃を実施したと主張。交戦あり
オレクサンドリフカ方面1攻勢継続も前進なし。交戦あり
ザポリージャ方面(オリヒウ)1ロシア軍が縮小した中隊規模の機動突撃を実施。ウクライナ軍がマラ・トクマチカ方向へのオートバイ・ATV30両以上の突撃を撃退し、オートバイ20台以上・ATV12台・ロシア兵10名を破壊・殺傷。交戦あり
📋 6月18日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、6月19日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数239
撃墜・無力化数212
無力化率88%
着弾(推定)27
種別Shahed・Gerbera・Italmas型攻撃ドローン、Parodiya型デコイドローン(混合)
ミサイル発射数7
ミサイル撃墜数4
ミサイル無力化率57%
場所施設種別被害内容
モスクワ州(ロシア)モスクワ石油精製所(カポトニャ製油所)ウクライナ軍のドローン攻撃により5か所で火災発生。複合精製ユニット・二次精製ユニット・石油タンク群が被害。操業を無期限停止。「石油の雨」との報告も。ロシア当局は少なくとも17人(子供2人含む)負傷と発表。
グコヴォ(ロストフ州、ロシア)グコヴォ石油貯蔵施設ウクライナ軍ドローン攻撃により火災発生。
ザポリージャ物流会社施設ロシア軍のドローン攻撃により少なくとも9人負傷(従業員3人含む)。
ザポリージャ重要インフラ施設ロシア軍の攻撃により2人負傷。
パフロフラード(ドニプロペトロウシク州)民間地域ロシア軍の攻撃により8歳の女児が死亡、49歳女性が負傷。その後死者1名・負傷者計3名に増加。
クラマトルスク自動車修理施設・洗車場ロシア軍の攻撃により女性1人死亡、10代の少年1人負傷。
ハルキウ・ホロドノヒルスキー地区民間地域ロシア軍の空爆により死者の体の一部が発見。倉庫で大規模火災発生(1人行方不明)。空爆の死傷者は計9人(うち子供4人)に増加。
ハルキウ・キーウスキー地区民間車両ドローン攻撃により乗客1人死亡、女性ドライバー1人負傷。
ヘルソン・コラベルニー地区乗客用ミニバスロシア軍のドローン攻撃により8人負傷。
オデーサ州南部トラック駐車場ロシア軍の攻撃により空のガソリンタンカーとガスタンカーが炎上。1人死亡、4人負傷。
📋 6月18日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、6月19日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

6月18〜19日、ラムシュタイン会議に合わせて欧州各国がウクライナへの軍事支援を相次いで発表。オランダは5億ユーロ(ドローン開発・PURL向け各2.5億)、ドイツは4億ドル(PURL・JUMPSTART)、英国は7億5200万ポンドの融資枠で15万機のドローンと350基の防空ミサイル・レーダー、スウェーデンは1億800万ドル(PURL)、ベルギーはF-16戦闘機7機を供与。フェドロフ国防相は2026年の国際支援目標600億ドルのうち400億ドルがすでに約束済みと述べた。またゼレンスキー大統領は6月19日、ベラルーシがロシアのドローン誘導通信機器を提供していると非難し、1週間以内に除去しなければウクライナが対応すると警告した。西側同盟国は総計40億ドルの軍事支援を誓約。