🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月24日 JST 生成: 2026年07月24日 09:14 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月22日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
261
総交戦回数
9
セクター積み上げ

セクター別交戦数

スロビャンスク方面
1
クピャンスク方面
1
ポクロウスク方面
1
コスチャンチニフカ方面(ドブロピッリャ含む)
1
ノボパブリフカ方面
1
フリャイポレ方面
1
ザポリージャ州西部方面
1
ハルキウ州北部・ヴェリキイ・ブルルク方面
1
スーミ州北部(北部軸)
1
📋 7月23日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1434690+1460
戦車12191+28
装甲車両24994+12
火砲46570+78
多連装ロケット1961+3
対空システム1515+2
航空機4380
ヘリコプター3540
ドローン423588+1688
艦船340
潜水艦20
車両・燃料タンク124243+541
巡航ミサイル4936+3
特殊装備4453+3
📋 7月22日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
スロビャンスク方面1ロシア軍は損失を顧みず小規模歩兵グループによる突撃を強化。FAB-250×4発がスロビャンスク市街に投下され住宅6棟・教育施設が損傷、民間人2人負傷。ミコライウカ付近でFAB-500空爆も確認。交戦あり
クピャンスク方面1ロシア軍は限定的攻勢を実施したが前進できず。ウクライナ側のドローン密度が高く、ロシア軍のランセット・モルニヤ系ドローン運用を阻害。347摩托化ライフル連隊は燃料不足で機動力低下。交戦あり
ポクロウスク方面1ロシア軍は攻勢を継続したが前進なし。ウクライナ軍は占領地ノボトロイツケの弾薬庫をGBU誘導爆弾で、シェフチェンコ・ペルシェ付近の多連装ロケット砲をドローンで攻撃。交戦あり
コスチャンチニフカ方面(ドブロピッリャ含む)1コスチャンチニフカ市街での支配権は依然争われており、ウクライナ軍が市内複数地点を保持。ロシア軍はドブロピッリャ方面にもロドィンスケ・ノボオレクサンドリウカ線まで前進、ノボオレクサンドリウカを掌握の可能性。交戦あり
ノボパブリフカ方面1ロシア軍は限定的攻勢を実施したが前進できず。交戦あり
フリャイポレ方面1ロシア軍は攻勢を継続したが前進なし。交戦あり
ザポリージャ州西部方面1ロシア軍は限定的攻勢を継続したが確認された前進はなし。マラ・トクマチカ南方での前進をロシア系ミルブロガーが主張。交戦あり
ハルキウ州北部・ヴェリキイ・ブルルク方面1ロシア軍は攻勢を継続したが確認された前進はなし。ロシア国防省は第34独立自動車化狙撃旅団等によるアルティルネ掌握を主張。ハルキウ市北東グラフスケ掌握の主張もAI改ざん映像が疑われる。交戦あり
スーミ州北部(北部軸)1ロシア軍はスーミ州北部で攻勢を継続したが、ウクライナ軍の反撃によって前進できず。ユナキウカ付近でウクライナ軍が反撃を実施。交戦あり
ヘルソン方面0地上活動の報告なし。ドニプロ川デルタでロシア高速艇がウクライナドローンに攻撃された。ロシアはヘルソン州でドローンや砲撃による民間人標的攻撃(人間サファリ)を継続、市内ミニバスに攻撃し1人死亡。交戦なし
📋 7月22日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月23日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数216
撃墜・無力化数204
無力化率94%
着弾(推定)12
種別Shahed型攻撃ドローン、Gerbera・Italmas・Parodiya型デコイドローン(混在)
ミサイル発射数4
ミサイル撃墜数3
ミサイル無力化率75%
場所施設種別被害内容
ザポリージャ市(ザポリージャ州)集合住宅・市街地誘導爆弾(グライドボム)による攻撃で少なくとも25人負傷(うち子供6人)。集合住宅に着弾。
スロビャンスク(ドネツク州)集合住宅・教育施設FAB-250グライドボム4発が投下され住宅6棟・教育施設が損傷、2人負傷。その後のアップデートで負傷者14人に増加。
パブロフラード(ドニプロペトロウスク州)食品加工企業・倉庫KAB誘導爆弾による攻撃で食品加工企業に3人死亡・28人負傷(2歳女児含む)。Star Brandsグループの倉庫も損傷。
ヘルソン市(ヘルソン州)市内中心部・ミニバスロシアのドローンが市内中心部のミニバスを攻撃し1人死亡。グライドボム10発による攻撃で7人負傷。
ジトーミル燃料インフラ施設ロシア軍の攻撃により燃料インフラ施設が被弾し火災が発生。
チェルニヒウ州(国境付近2コミュニティ)エネルギー施設(変電所等)過去24時間でロシア軍が2つのエネルギー施設を攻撃。
ハルキウ市・ハルキウ州(15集落)市街地過去24時間でハルキウ市と15集落がロシア軍の攻撃を受け1人死亡・11人負傷。
占領下クリミア(アルシュタ・ヤルタ・アルプカ他)電力変電所(110kV×複数)ウクライナ軍がアルシュタ・ヤルタ・ルチステ・アルプカ・ズィムネ・ゾリャ・シロケの変電所を攻撃し停電発生。クリメネルゴが停電を認めた。
占領下ベルジャンスク・ビルマク(ザポリージャ州)電力変電所ウクライナ無人システム部隊がベルジャンスク(前線から約74km)とビルマク(約36km)の変電所2か所を攻撃。
ビロホロドカ(キーウ州)UNICEFの人道支援物資倉庫7月19〜20日のロシア軍攻撃でUNICEF倉庫が破壊され、人道支援物資10万6000点が失われた(UNICEF発表は7月20日)。
📋 7月22日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月23日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

ラブロフ外相は7月22日、アンカレッジ合意について「米国側はまだ提案を拒否していない」と主張し、7月23日のルビオ国務長官との会談前に米国を拘束する意図を示した。ルビオは7月23日の会談後、和平実現には「新たなアイデア」が必要と発言し、従来の提案はウクライナにとって受け入れがたく今後さらに受け入れにくくなると述べた。クレムリンはいかなる領土返還も拒否し、ドネツク州全域掌握後にのみ交渉再開との立場を維持。ゼレンスキーは翌週トランプ大統領とグラハム上院議員の葬儀参列を兼ねたワシントン訪問を検討中と報じられた。アイルランドのマーティン首相はキーウを訪問し1億2500万ユーロの追加支援を表明。