🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月26日 JST 生成: 2026年07月26日 09:15 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月25日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
202
総交戦回数
46
セクター積み上げ

セクター別交戦数

ポクロウスク・ノヴォパヴリウカ方向
37
スーミ州北部(北方軸)
1
ハルキウ市北・北東(ハルキウ軸)
1
ヴェリキー・ブルルク方向
1
クピヤンスク・ボロバ方向(オスキル川軸)
1
スロヴィヤンスク方向
1
ドブロピリャ戦術区域
1
オレクサンドリウカ方向
1
フリャイポレ方向(南部軸)
1
ザポリージャ州西部
1
📋 7月25日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
スーミ州北部(北方軸)1ロシア軍がスーミ州北部で攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍はビロボディ近郊・ブリャンスク州レドニェフのドローン管制拠点、ベルゴロド州カザチャ・リシツァの指揮観測所を攻撃。交戦あり
ハルキウ市北・北東(ハルキウ軸)1ロシア軍は小グループでの攻撃を強化。ビリイ・コロジャズに旗を立てる情報操作的行動も確認されたが、集落への侵入は限定的。攻勢継続も前進なし。交戦あり
ヴェリキー・ブルルク方向1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。交戦あり
クピヤンスク・ボロバ方向(オスキル川軸)1ロシア軍が攻勢継続も確認された前進なし。ウクライナ軍はルハンスク州占領地のロシア軍輸送車両駐車場を攻撃。交戦あり
スロヴィヤンスク方向1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。7月24日夜のロシア軍攻撃でスロヴィヤンスク市内の建物10棟が損壊、死者3名(同日午後には死者5名の報告も)。交戦あり
ドブロピリャ戦術区域1ロシア軍第8・第41合同軍および第90戦車師団が7月22日に中隊規模の強化突撃を実施。攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍アゾフ大隊が撃退したと報告。交戦あり
ポクロウスク・ノヴォパヴリウカ方向37ポクロウスクセクターで最多の37回の攻撃をウクライナ軍が撃退。ロシア軍攻勢継続も前進なし。
オレクサンドリウカ方向1ウクライナ軍がマリイウカ南方・ズラホダ南方で前進。ロシア第36合同軍が阻止に失敗。フリャイポレ~ヴェリカ・ノヴォシルカ道路方向への前進も確認。ロシア軍の砲撃は誘導滑空爆弾にシフト。交戦あり
フリャイポレ方向(南部軸)1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。交戦あり
ザポリージャ州西部1ロシア軍が限定的攻勢継続も前進なし。ザポリージャ市は誘導航空爆弾3発の攻撃を受け、女性1名死亡・11名負傷(うち子供3名)。交戦あり
ヘルソン州(南部)0両軍とも地上活動の報告なし。ウクライナ軍はノヴォセメニウカ近郊のロシア軍弾薬庫を攻撃。ロシア軍はヘルソン州・ニコポリ周辺でのドローン・滑空爆弾攻撃を強化。交戦なし
📋 7月25日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月25日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数157
撃墜・無力化数127
無力化率80%
着弾(推定)30
種別Shahed(反応型含む)、Gerbera、Italmas、Banderol徘徊型弾薬、Parodiya囮ドローン
ミサイル発射数2
ミサイル撃墜数1
ミサイル無力化率50%
場所施設種別被害内容
スーミ市ノヴァ・ポシュタ(民間宅配サービス)支店・民間施設ノヴァ・ポシュタ支店が攻撃を受け、ドライバー3名死亡。複数箇所で火災発生。
スーミ州農業施設・パン製造工場農業企業とパン生産施設が攻撃を受け被害。
スロヴィヤンスク(ドネツク州)市街地建物ロシア軍の誘導爆弾攻撃により建物10棟損壊、死者5名・負傷15名(複数回の報告合算)。
ザポリージャ市物流倉庫・民間インフラ誘導航空爆弾3発の攻撃で女性1名死亡・11名負傷(うち子供3名)。物流事業者の倉庫で火災。
オデーサ州港湾港湾施設・民間貨物船パラオ船籍の民間貨物船が出港中に2度攻撃を受け、乗組員2名行方不明、7名と水先案内人1名を救助。
オデーサ市民間インフラ・住宅攻撃により住宅・インフラが損壊、1名負傷。
ポルタワ州ガソリンスタンド(4か所)・消防署ガソリンスタンド4か所と消防署・救急チームが攻撃を受け被害。
ハルキウ州民間施設・インフラ全般ミサイル・誘導爆弾・ドローンによる攻撃で1名死亡・14名負傷、インフラ被害。
ドニプロペトロウスク州(ニコポリ地区・クリヴィー・リフ地区)民間地域ドローン・砲撃・航空爆弾による50回近い攻撃。ニコポリ地区で2名死亡・2名負傷、クリヴィー・リフ地区で1名負傷。
チェルニヒウ州文化センター・住宅・自動車ドローン攻撃により3名負傷。文化センターの屋根・住宅・車両が被害。
📋 7月25日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月25日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

カザフスタンのトカエフ大統領が7月25日、ロシア・カザフスタン地域間協力フォーラム(オムスク)でプーチン大統領と会談し、前線の凍結とイスタンブール形式の交渉への復帰を求めた。プーチン大統領は公開部分では回答せず、クレムリン報道官ペスコフはウクライナが「適切な決断」をすれば即日戦闘停止が可能としつつも、ロシアは戦場目標達成まで前線凍結は不可能との立場を改めて強調した。ウクライナ・米国は「航空停戦」を柱とする新たな和平案で方向性を一致させているとも報道されている(Kyiv Independent、7月24日)。ゼレンスキー大統領は来週トランプ氏とワシントンで会談する見通しとも報じられている。