🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月11日 JST 生成: 2026年07月11日 09:15 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月9日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
283
総交戦回数
10
セクター積み上げ

セクター別交戦数

スーミ州北部(北方支援軸)
1
ハルキウ州北部(ハルキウ方面)
1
ヴェリキイ・ブルルク方面
1
クピヤンスク方面(オスキル川方面)
1
スロヴィヤンスク方面
1
コスチャンティニフカ・ドルジュキフカ方面
1
ドブロピッリャ方面
1
ポクロウスク方面
1
オレクサンドリフカ方面
1
フリャイポレ方面(ザポリージャ)
1
📋 7月10日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1416280+1460
戦車12108+1
装甲車両24912+6
火砲45680+52
多連装ロケット1923+1
対空システム1481+2
航空機4370
ヘリコプター3530
ドローン400631+1868
艦船330
潜水艦20
車両・燃料タンク118249+339
巡航ミサイル48870
特殊装備44020
📋 7月9日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
スーミ州北部(北方支援軸)1ロシア軍がスーミ州北部で攻勢継続も前進なし。ISW報告。交戦あり
ハルキウ州北部(ハルキウ方面)1ロシア軍が北ハルキウ州で攻勢継続も前進なし。ウクライナ旅団がロシアEWシステムを破壊。FAB-3000誘導爆弾攻撃あり。交戦あり
ヴェリキイ・ブルルク方面1ロシア軍が限定的攻勢継続も前進なし。Kh-39Mミサイル攻撃が記録される。交戦あり
クピヤンスク方面(オスキル川方面)1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍がカテリニフカ・ノヴェ・リドコドゥブ付近で反撃。交戦あり
スロヴィヤンスク方面1ロシア軍がドロビシェヴェへの浸透作戦を実施。ピスクニフカ南・カレニキ西への前進をロシアミルブロガーが主張。交戦あり
コスチャンティニフカ・ドルジュキフカ方面1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。最も激しい戦闘がKostiantynivkaセクターで記録(Ukrinform)。交戦あり
ドブロピッリャ方面1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。ドブロピッリャでFAB-500誘導爆弾によるウクライナドローン管制拠点への攻撃あり。交戦あり
ポクロウスク方面1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。ロシア第1435自動車化狙撃連隊がドニプロペトロウスク方面で活動との報告あり。交戦あり
ノヴォパヴリフカ方面0ウクライナ・ロシア双方ともに地上活動の報告なし。交戦なし
オレクサンドリフカ方面1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。交戦あり
フリャイポレ方面(ザポリージャ)1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。西ザポリージャ州でロシア軍の浸透作戦あり。交戦あり
ヘルソン方面0地上活動の報告なし。ロシア軍がヘルソン市でミニバスへの攻撃・二重攻撃を実施し民間人負傷。交戦なし
📋 7月9日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月10日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数137
撃墜・無力化数114
無力化率83%
着弾(推定)23
種別Shahed型・Gerbera型・Italmas型・Parodiya型(デコイ)
ミサイル発射数2
ミサイル撃墜数None
ミサイル無力化率-
場所施設種別被害内容
ザポリージャ市市街地・民間インフラ7月10日ロシアの空爆により1名死亡、29名負傷。グライドボム3発投下、うち1発は住宅地に不発で着弾。
クラマトルスク(ドネツク州)市街地7月10日ロシア軍が航空爆弾7発を投下し4名死亡、9名負傷。14歳少年も犠牲に。
シャベルキフカ(ドネツク州)村落7月10日夜、ロシア軍の空爆で2名死亡。
オデサ州港湾インフラ港湾施設ロシアの巡航ミサイル攻撃により1名死亡。
コノトプ(スーミ州)学校・病院・暖房施設7月10日ロシア軍の攻撃で70歳男性1名負傷、学校・病院・暖房プラントが損壊。
スロヴィヤンスク(ドネツク州)ガソリンスタンド7月10日午後、ロシアのドローンがガソリンスタンドを攻撃し2名負傷。
ドルジュキフカ(ドネツク州)避難支援チームロシアのドローンがWhite Angels避難部隊を攻撃し警察官3名・民間人2名負傷。
ショストカ(スーミ州)ガソリンスタンド7月10日夜のロシア攻撃でガソリンスタンドが炎上。
ハルキウ州マラ・ダニリフカ村住宅・電力・ガスライン7月10日のロシア砲撃で住宅約10棟・電力線・ガスラインが損壊、死傷者あり。
ヘルソン市ミニバス・救急対応車両ロシアのドローンがミニバスを攻撃し運転手・乗客7名負傷。その後、救急対応中の車両への二重攻撃で運転手・医療従事者2名負傷。
📋 7月9日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月10日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

クレムリンはトランプ政権によるロシア交渉戦術の否定とウクライナの戦場成果の認定に対して一貫した情報対応を打ち出せていない。ペスコフ報道官は7月9日、トランプのパトリオット製造ライセンス供与の重要性を矮小化し、プーチンとの電話会談はなかったと認めつつ、プーチンは対話に前向きと述べた。ルビオ国務長官は7月6日のアラスカ米露首脳会談に関する書面合意の不在を確認し、ロシアの利用に反論。米上院議員グラハムは7月10日、対露制裁法案への政権支持を主張。ゼレンスキーは7月13日のフランスでのCoalition of the Willing首脳会議(25カ国以上参加予定)に招待された。同会議では停戦・和平交渉の推進が議題となる見通し。