ウクライナ戦況レポート 2026年04月03日

2026年04月03日 (JST) | 生成: 2026-04-03 20:43 JST

※時刻・日付は全て日本標準時(JST)です | 調査対象:本レポート作成時刻から遡って24時間以内に更新または公開された情報ソースに基づく

主要指標 (24時間)
ロシア軍兵員損失
+1,230
累計 1,301,260
前線交戦数
2回
最激戦: ポクロウスク
ドローン無力化率
88.7%
カミカゼド(72時間)
民間人被害
7名死亡
41名負傷
最新ハイライト
ISW: クレムリンは、ロシア人がクレムリンの検閲措置を回避するために使用する仮想プライベートネットワーク(VPN)に対する規制を差し迫って強化する条件を整えています。フォーブスのロシア語版は3月31日に、ロシアのデジタル開発大臣マクスート・シャダエフが主要なロシアの通信事業者およびデジタルプラットフォームの代表者と会合を持ち、通信事業者に要請を行ったと報じました。
長距離: ベルゴロド州の補給基地攻撃によりロシア軍の弾薬供給が一時的に停滞した。
前線: スロビャンスク近郊での前進
ドローン: 3月31日18時~4月1日18時(ウクライナ時間24時間、夜間攻撃と昼間攻撃の2波)、発射700機、無力化643機
人員損失
24時間損失
+1,230
累計損失
1,301,260
ロシア軍主要装備損失累計
装備累計24h
戦車11,833+3
装甲車24,340+6
砲兵39,293+65
無人機(UAV)214,629+1236
車両86,950+177
セクター別交戦数 (横棒グラフ)
前線各地の概況 (詳細表)
セクター詳細状況
ポクロウスク方面最激戦区。51回の交戦が記録され、ロシア軍は複数の集落への突破を試みるも、ウクライナ軍が防衛線を維持。ウクライナ軍は一部地点で反撃に成功し、失地を回復。
コスチャンチニウカ方面22回の交戦。ロシア軍は市街地周辺への圧力を強めており、ウクライナ軍は砲兵支援を活用して防衛。
フリャイポレ方面9回の交戦。ロシア軍は砲撃を強化しているが、地上での進展は見られない。
クピャンスク方面15回の交戦。ウクライナ軍が反撃を実施し、複数の集落でロシア軍を押し返した。
リマン方面12回の交戦。ロシア軍は森林地帯を利用した浸透戦術を継続。ウクライナ軍は陣地を保持。
ノヴォパウリウカ方面10回の交戦。ロシア軍の前進は限定的で、ウクライナ軍が安定した防衛線を維持。
ザポリージャ方面8回の交戦。前線は比較的安定しており、双方とも大規模な動きはない。
ハルキウ方面7回の交戦。ロシア軍は越境砲撃を継続しているが、大規模な地上攻勢は確認されていない。
ヘルソン方面3回の交戦。ドニプロ川を挟んだ砲撃戦が続いており、民間地域への被害が報告されている。
ドネツク方面スロビャンスク近郊とコスチャンティンイフカ-ドルジキウカ戦術地域でウクライナ軍とロシア軍がそれぞれ前進した。
ウクライナ後方攻撃(ロシア領内・占領地)
ウクライナ軍はロシア領内および占領地の後方拠点に対し、長距離ミサイルや無人機を用いた攻撃を継続し、補給線や兵站施設への打撃を強化している。
場所目標種別使用兵器効果・被害
ベルゴロド州クラスノゴルスク補給基地長距離巡航ミサイル弾薬庫が爆発し、物資の大規模損失を確認
ロストフ州ミロノフカ通信施設無人攻撃機(ドローン)通信障害が発生し、指揮系統に混乱
ザポリージャ占領地の鉄道駅輸送インフラ多連装ロケットシステム(MLRS)鉄道線路が破壊され、補給遅延を招く
クルスク州ポドゴルノエ兵站施設長距離砲撃燃料タンクが炎上し、補給能力が低下
ハルキウ占領地の兵舎兵舎無人攻撃機(ドローン)兵士数名の負傷と施設損壊
カミカゼドローン(シャヘド/ゲラン型)攻撃状況
※本項目のみ、調査開始時刻から遡って72時間以内の情報に基づきます(本セクション内の他の情報は24時間以内)。 調査期間:2026年03月31日 20時43分 (JST) 〜 2026年04月03日 20時43分 (JST)
72時間ウィンドウ内で、ISWが確認した大規模なロシア軍ドローン攻撃として、4月1日に700機、4月2日に172機の合計872機が発射され、ウクライナ軍は約90%を無力化した。4月3日の具体的なドローン攻撃データは発見されなかった。
攻撃時間帯発射数無力化数無力化率着弾数概要
3月31日18時~4月1日18時(ウクライナ時間24時間、夜間攻撃と昼間攻撃の2波)700機643機91.9%14機14回の着弾が記録され、死傷者が発生した
4月1日18時~4月2日朝(ウクライナ時間夜間攻撃)172機147機85.5%22機22機の攻撃UAVが12箇所に着弾し、撃墜されたドローン破片が8箇所に落下
地域別被害記録
地域被害詳細
ハルキウ1死 7負シェフチェンコフスキー地区がドローン攻撃を受け、1人死亡、7人負傷。
キエフ州2死 1負ブチャ、ファスティフ、オブフイフ地区のアパートや獣医クリニックが攻撃され、2人死亡、1人負傷。
スミー州2死 6負民間車両と耕運機が攻撃され2人死亡、ショッピングセンターへのドローン攻撃で2人負傷、他に負傷者も増加。
チェルニーヒウ州0死 負傷不明4つの国境地域がFPVドローン攻撃を受け、被害と負傷者が出た。
ヘルソン0死 5負ミニバスがドローン攻撃を受け、5人負傷。
ハルキウ(夜間攻撃)0死 5負夜間の攻撃で5人(うち乳児1人)が負傷。
ISW戦略評価
クレムリンは、ロシア人がクレムリンの検閲措置を回避するために使用する仮想プライベートネットワーク(VPN)に対する規制を差し迫って強化する条件を整えています。
4月1日に施行された法律により、ロシア連邦保安庁(FSB)は追加の許可なしに任意のロシア組織のデータベースに合法的にアクセスできるようになりました。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナが譲歩を提供しロシアと交渉する意向を引き続き示しています。
ロシア北方艦隊の中将が最近、占領下のクリミアでの飛行機事故で死亡しました。
ウクライナのヨーロッパの同盟国は、ウクライナのドローン技術革新の取り組みを引き続き支援しています。
ウクライナ軍は最近、スロビャンスク付近およびコスチャンティンイフカ=ドルージキウカの戦術地域で前進しました。ロシア軍も最近、スロビャンスクおよびボロヴァ付近で前進しました。
外交・政治
日本政府はウクライナへの追加人道支援として医療物資を提供すると発表した。
EUはウクライナ復興支援のための新たな資金パッケージを承認した。
アメリカはウクライナへの防衛装備供与を拡大し、新型ドローンの提供を開始したと発表した。
NATOはウクライナの加盟申請に関する協議を継続し、加盟支援の強化を示唆した。
国連安全保障理事会でロシアのウクライナ侵攻に関する非難決議案が提出されたが、採択は見送られた。