🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年06月04日 JST 生成: 2026年06月04日 09:17 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
263
総交戦回数
60
セクター積み上げ

セクター別交戦数

ポクロウスク・ノヴォパブリウカ
27
フリャイポレ(グリャイポレ)
27
ハルキウ北部
1
クピャンスク・ボロヴァ(オスキル川)
1
スロヴィャンスク
1
コスチャンティニウカ・ドルジキウカ
1
ヘルソン
1
スームィ北部
1
📋 6月3日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1368040+1130
戦車11974+5
装甲車両24673+7
火砲43172+60
多連装ロケット1826+5
対空システム1403+3
航空機4360
ヘリコプター3530
ドローン325615+1853
艦船330
潜水艦20
車両・燃料タンク102575+437
巡航ミサイル46930
特殊装備4245+4
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
ハルキウ北部1ロシア軍が攻勢を継続したが前進は確認されず。ヴェリキー・ブルルク方向では地上活動の報告なし。不明
クピャンスク・ボロヴァ(オスキル川)1ロシア軍が限定的攻勢を実施。ウクライナ軍がボロヴァ南方で反撃。交戦あり
スロヴィャンスク1ロシア軍が攻勢継続も前進確認なし。ウクライナ軍がスロヴィャンスク南東で反撃。交戦あり
コスチャンティニウカ・ドルジキウカ1ロシア軍が攻勢継続も前進なし。ウクライナ軍がベレストク付近のロシア軍集結に打撃。交戦あり
ポクロウスク・ノヴォパブリウカ27ドブロピルリャ戦術エリアおよびポクロウスク・ノヴォパブリウカ方向でロシア軍が攻勢継続も前進なし。
フリャイポレ(グリャイポレ)27ロシア軍が攻勢継続も前進なし。シチェルバキ付近でオリヒウ西方への攻撃を実施。
ヘルソン1アントニウスキー橋付近でロシア軍が限定的攻勢を継続したが前進なし。ウクライナ軍がホラ・プルスタン付近のドローン管制拠点を攻撃。交戦あり
スームィ北部1バチウスク北東でロシア軍の浸透作戦が実施され、ウクライナ軍がロシア軍陣地を攻撃。交戦あり
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、6月3日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数198
撃墜・無力化数189
無力化率95%
着弾(推定)9
種別Shahed / Gerbera / Italmas / Banderol / Parodiya(6月1日夜〜2日の大規模攻撃では656機、6月2日夜は198機)
ミサイル発射数73
ミサイル撃墜数40
ミサイル無力化率54%
場所施設種別被害内容
キーウ市医療クリニック・ガソリンスタンド・幼稚園・集合住宅少なくとも7人死亡、90人以上負傷(うち子供2人)。住宅・医療施設・車のディーラー・ガソリンスタンドで火災・損傷
ドニプロ市集合住宅・インフラ少なくとも16人死亡、42人以上負傷(うち子供4人)。クラスター弾使用。ダブルタップ攻撃で救助隊員1人死亡
ドニプロ市Nova Post(宅配)ターミナル・ATB倉庫ロシアのドローン攻撃によりNova Postの革新的ターミナルが損傷。ATB小売チェーンの倉庫施設も損傷(6月3日)
ハルキウ市・ハルキウ州エネルギーインフラ・居住区・教育施設エネルギーインフラが損傷。ハルキウ市および19集落が攻撃を受け11人負傷。チュフイウで2人負傷(うち14歳の子供1人)、教育施設損傷
ハルキウ州ロキトネ村農場施設ロシア軍の攻撃で農場が直撃。2人死亡、3人負傷
クラマトルスク(ドネツク州)市街地6月3日夕方にロシア軍が2回攻撃。3人死亡、4人負傷
スームィ州ムィコライウシカ地区住宅ロシアのドローンによる「標的型攻撃」で64歳男性1人死亡、84歳の母親負傷
ザポリージャ州ガソリンスタンドロシア軍がガソリンスタンドを攻撃後、消火活動中の救助隊に第2波攻撃(ダブルタップ)
オデーサ州民間インフラ6月3日夜のドローン攻撃で男性2人負傷、民間インフラ損傷
チェルニヒウ・ムィコライウ・ポルタウ・スームィ・フメリニツキー・ザポリージャ各州商業・輸送・居住・エネルギー・重要インフラチェルニヒウ州で28回の攻撃(エネルギー施設・輸送インフラ被害)。各州で商業・輸送・住宅・エネルギーインフラが被害を受けた
📋 6月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、6月3日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

NATOのルッテ事務総長が6月3日にキーウを訪問。前日のロシアの大規模攻撃で20人以上が死亡した翌日の訪問となった。ルッテ事務総長はPAC-3迎撃ミサイルの供与が「毎日・毎週」継続していると表明。ゼレンスキー大統領はPatriotミサイル供給契約の遅延に関して担当官に1週間の期限を設定し、進展がなければ人事刷新を示唆。ウクライナとハンガリーはハンガリー系少数民族の権利問題で合意し、EU加盟交渉の前進への道が開かれた。ウクライナ外相はEUの欧州平和ファシリティを活用した米国製Patriotシステム購入を欧州に要請。ウクライナ・NATO理事会がキーウで開催された。