🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月30日 JST 生成: 2026年07月30日 09:16 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月28日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
191
総交戦回数
51
セクター積み上げ

セクター別交戦数

コスチャンティニウカ方向
40
スムィ州北部(バッファーゾーン)
1
ハルキウ州(ヴォフチャンスク方向)
1
ヴェルキー・ブルルク方向
1
クピャンスク方向
1
スロビャンスク方向
1
ポクロウスク方向
1
ドブロピリャ方向
1
ノヴォパウリウカ方向
1
オレクサンドリウカ方向
1
フリャイポレ方向
1
ザポリージャ州西部(ステプノヒルスク方向)
1
📋 7月28日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1442140+1560
戦車12226+1
装甲車両25038+6
火砲46902+71
多連装ロケット1970+1
対空システム15190
航空機4390
ヘリコプター3540
ドローン431310+1755
艦船340
潜水艦20
車両・燃料タンク126850+548
巡航ミサイル49500
特殊装備4476+4
📋 7月28日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
スムィ州北部(バッファーゾーン)1ロシア軍はスムィ州北部で攻勢を継続したが、確認された前進はなし。モフリーツャ南東部・ヴェルカ・リビーツャ北方での前進をロシアのミルブロガーが主張。不明
ハルキウ州(ヴォフチャンスク方向)1ロシア軍がイヴァニウカ西部への前進を主張。カライチネでのロシア浸透任務をISWが確認。AI改ざん映像による偽の占領主張も確認された。不明
ヴェルキー・ブルルク方向1ロシア軍が攻勢を継続したが確認された前進はなし。ウスティニウカ南部での前進をミルブロガーが主張。不明
クピャンスク方向1ロシア軍がクピャンスク市内で浸透任務を実施。ボロワ方向ではウクライナ軍が陣地を維持・前進。不明
スロビャンスク方向1ロシア軍がリマン南東で道路浸透を実施。大規模機甲突撃は稀で1〜2名の小集団による戦術を採用。ドローン運用が活発。不明
コスチャンティニウカ方向40ロシア軍がコスチャンティニウカ西部・市内北部・中央部で前進・浸透任務を継続。オレクシイェヴォ=ドルジュキウカ南部やノヴォパウリウカ東方への前進もミルブロガーが主張。激戦地の一つ。
ポクロウスク方向1ロシア軍が攻勢を継続したが確認された前進はなし。コスチャンティニウカ方向と合わせて激戦地として言及。交戦あり
ドブロピリャ方向1ロシア軍が攻撃したが前進できず。ウクライナ軍がハンニウカ方向から反撃。交戦あり
ノヴォパウリウカ方向1ロシア軍が攻勢を継続したが前進できず。ウクライナ軍がノヴォパウリウカ・フィリヤで反撃し、ドローン活動を大幅強化。交戦あり
オレクサンドリウカ方向1ロシア軍が攻勢を継続したが確認された前進なし。ウクライナ軍が複数方向から反撃。フルシウスケ北部でのロシア軍前進をミルブロガーが主張。ロシア系ミルブロガーが唯一「状況良好」と評価。交戦あり
フリャイポレ方向1ウクライナ軍がソロドケ東部・ソロドケ内で前進。ウスペニウカ方向への攻撃も成功。ロシア軍がドリンカ包囲を主張。交戦あり
ザポリージャ州西部(ステプノヒルスク方向)1ロシア系情報源の評価が分かれる。一方は「ロシア軍に非常に不利」、他方は「前線安定化・VDV部隊がウクライナ軍を後退させている」と主張。不明
📋 7月28日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月29日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数131
撃墜・無力化数107
無力化率81%
着弾(推定)24
種別Shahed型・Gerbera型・Italmas型(攻撃ドローン)、Parodiya型(デコイドローン)
場所施設種別被害内容
チェルニヒウ州ホムリガソリンスタンドGerbera型ドローンによる攻撃で1名負傷
ミコライウ州(港湾施設)港湾・船舶ロシア軍がバルク運搬船、キールボート、燃料施設を攻撃。男性1名死亡、別の1名が重体
占領下クリミア・フェオドシア変電所・電力施設ウクライナの攻撃でフェオドシア高圧送電網に接続する変電所が焼失。クリミア半島の大部分で停電・断水
チェルニヒウ州農業・物流・民間インフラロシアのドローン攻撃により複数施設が被害(詳細は電力インフラ被害含む)
ハルキウ州民間インフラ(ガソリンスタンド含む)ドローン攻撃により複数のガソリンスタンドを含むインフラが破壊。ハルキウ州内80箇所以上のガソリンスタンドが破壊済み
ミコライウ州港湾・農業インフラロシア軍が港湾インフラ・農業施設を攻撃
ドニプロペトロウスク州・ザポリージャ州・ミコライウ州・チェルニヒウ州・ハルキウ州・スムィ州電力インフラウクレネルゴが6州での停電を報告
ハルキウ州(ヘルソン〜ドニプロ〜ザポリージャ間)ガソリンスタンドドニプロ〜ハルキウ間、ドニプロ〜ザポリージャ間の全ガソリンスタンドが破壊済みとの報告
スムィ州フルフィ(Hlukhiv)集合住宅ロシアのドローン攻撃で集合住宅が損傷、3名負傷(うち子供2名)(7月29日・36時間窓内)
ヘルソン市パン配送車ドローンがパン配送トラックを攻撃し運転手1名死亡(7月29日・36時間窓内)
📋 7月28日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月29日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

ゼレンスキー大統領は7月28日にワシントンDCでトランプ大統領と会談し、「良い会談だった」と述べた。パトリオット迎撃ミサイルの製造ライセンスや外交プロセスの強化について協議。フィナンシャル・タイムズは、米国特使ウィトコフと元大統領顧問クシュナーが初めてキーウを訪問することに合意したと報道(8月11日までに訪問の可能性)。NATOは今年700億ユーロの軍事支援をウクライナに約束。ゼレンスキーは7月29日にポーランド・ルブリンでトゥスク首相とも会談予定。米上院がロシア制裁法案を前進させるための採決を実施。ゼレンスキーは「ロシアはもはや戦場で優位に立っていないが停戦に応じない」と発言。