🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年07月04日 JST 生成: 2026年07月04日 09:14 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 7月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
225
総交戦回数
12
セクター積み上げ

セクター別交戦数

スロビャンスク方面
1
コスチャンティニフカ方面
1
ポクロウスク方面
1
クピャンスク方面
1
ハルキウ方面(市北・北東部)
1
ヴェリキイ・ブルルク方面
1
ボロバ方面
1
フリャイポレ方面
1
オリヒウ方面
1
ドブロピリャ方面
1
ノヴォパウリフカ方面
1
スームィ北部方面
1
📋 7月2日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1405900+1140
戦車120690
装甲車両24861+5
火砲45168+57
多連装ロケット1910+7
対空システム14590
航空機4360
ヘリコプター3530
ドローン385190+2123
艦船330
潜水艦20
車両・燃料タンク114852+353
巡航ミサイル4798+1
特殊装備4376+7
📋 7月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
スロビャンスク方面1ロシア軍は7月1〜2日に攻勢を継続したが確認された前進なし。AIで改変された旗掲揚映像を用いたピスクニウカ占領主張はISWが否定。小規模集団による突撃が続くが攻勢の主導権を失いつつある。交戦あり
コスチャンティニフカ方面1ロシア軍がコスチャンティニフカ周辺で浸透作戦を継続し、市内中心部に陣地を固めつつある。マリニウカでウクライナ軍がロシア陣地を攻撃。交戦あり
ポクロウスク方面1ロシア軍は装甲車両・大規模歩兵ではなく小集団浸透を実施。第90戦車師団の部隊が補充のため2度撤退。ウクライナ軍は光ファイバードローンの15km超射程延伸を進める。交戦あり
クピャンスク方面1ロシア軍が浸透任務を実施。ノヴォオシノヴェ南部での前進をロシアミルブロガーが主張。ウクライナ軍がクリヴィリフカ、ポドリ、クピャンスク=ヴズロヴィ近郊で機械化反撃を実施との情報。交戦あり
ハルキウ方面(市北・北東部)1コザチャ・ロパンでロシア軍が民間人に偽装した小集団浸透。ウクライナ軍がフラニウを掃討。ロシア軍はモルニア固定翼FPVドローンを代替兵器として使用し、他ドローン不足の可能性。交戦あり
ヴェリキイ・ブルルク方面1ロシア軍が限定的地上攻撃を継続したが前進なし。前線全体で圧力強化の試みが報告されている。交戦あり
ボロバ方面17月2日に限定的攻勢を継続したが確認された前進なし。ドルジェリュビウカ東方とノヴォイェホリフカ西方での前進をロシアミルブロガーが主張。交戦あり
フリャイポレ方面1ロシア軍が攻勢継続したが前進なし。ウクライナ軍がノヴォセリウカ近郊で数日間反撃を実施。ウクライナ国境警備隊がトルナード=S多連装ロケット砲を撃破(約1500万ドル相当)。交戦あり
オリヒウ方面17月1〜2日に限定的地上活動が続いたが前進なし。交戦あり
ドブロピリャ方面17月1〜2日に限定的攻勢を継続したが前進なし。交戦あり
ノヴォパウリフカ方面17月1〜2日に限定的地上活動が続いたが前進なし。交戦あり
スームィ北部方面1ロシア軍が7月1〜2日に攻勢継続したが前進なし。ロシア軍は偵察に単独歩兵を先行させる新戦術を採用。交戦あり
ヘルソン方面07月2日はロシア・ウクライナ双方から地上活動の報告なし。ウクライナの遠距離打撃がロシアの占領ヘルソンからクリミアへの兵站を圧迫。交戦なし
📋 7月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、7月3日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数496
撃墜・無力化数476
無力化率95%
着弾(推定)20
種別Shahed、ゲルベラ、イタルマス型ドローン、バンデロリ徘徊弾薬、パロディア型デコイドローン(ジェットエンジン搭載ドローンを多数含む)
ミサイル発射数74
ミサイル撃墜数48
ミサイル無力化率64%
場所施設種別被害内容
キーウ市内複数地区住宅ビル・救急ステーション・科学研究所・ホテル・企業施設・人道支援倉庫少なくとも30人死亡(ダルニツキー地区の9階建てビル全壊含む)、90人以上負傷。約20棟に直撃、計約100棟損傷。赤十字の大型人道倉庫が破壊され約7900万フリヴニャ相当(約176万ドル)の物資消失。ドネツク州集中治療病院(キーウ再建)も被弾。
キーウ市居住区(大気汚染)ロシアの大規模攻撃後、市内の大気質が著しく悪化。煙と霞が漂い当局が屋外活動自粛を要請(7月3日)。
オデーサ州倉庫少なくとも2人死亡、13人以上負傷。
ザポリージャ市ショッピングセンター・企業・物流ターミナル施設が損傷。2人死亡、21人負傷(7月3日の攻撃含む)。
ドニプロペトロウスク州輸送・農業・燃料インフラインフラが損傷。7月3日だけで3人死亡、12人負傷(子供2人含む)。クリビイリフ地区でガソリンスタンド被弾、1人死亡・5人負傷。
ハルキウ州農場・住宅ゼレンスキー大統領が少なくとも5人の追加民間人死亡を報告。シェフチェンコヴェにFAB滑空爆弾が投下され1人死亡・2人負傷。ドローンがハルキウ市キーウスキー地区を攻撃し3人負傷(7月3日)。
キロボフラード州農業インフラ・機関車農業施設と機関車が損傷。
スームィ市市中心部・ガソリンスタンドロシアの航空爆弾により市中心部を攻撃、4人死亡(5歳女児・その母含む)・27人以上負傷(7月3日)。ガソリンスタンドへのドローン攻撃で負傷者計7人。
スームィ州全体集落・民間インフラ7月2〜3日の24時間で約110回の攻撃、5人死亡・34人負傷。
ポルタワ州ガソリンスタンド(4か所)ロシアの攻撃により4か所のガソリンスタンドが標的となり、6人負傷(7月3日)。
📋 7月2日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、7月3日 EEST以降に公開または更新された複数の記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

ウクライナのシビハ外相がポーランドの外相と会談し、両国間の緊張緩和に向けた「危機対策」措置を提案。「感情を脇に置く時だ」と発言(7月3日)。EU加盟交渉ではアイルランドEU議長国がウクライナとモルドバに対し、新たな拡大クラスターの交渉ポジション提出への招待で合意を達成(7月3日)。ポーランドのトゥスク首相はNATOサミートでのウクライナ追加支援約束に慎重姿勢を示した(7月3日)。プーチン大統領はウクライナの軍事産業インフラへの大規模ミサイル攻撃「継続」を表明(7月4日)。