🇺🇦 ウクライナ戦況レポート

2026年08月06日 JST 生成: 2026年08月06日 09:15 JST ソース: ISW・ウクライナ軍参謀本部・Kyiv Independent・Ukrinform

時刻表記について: JST = 日本標準時 / EET = Eastern European Time(ウクライナの冬時間, UTC+2) / EEST = Eastern European Summer Time(ウクライナの夏時間, UTC+3)
📊 概要
💀 ロシア軍損失
🗺️ 前線状況
🏘️ 民間被害
🤝 外交・停戦
📋 8月4日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポートより。
259
総交戦回数
9
セクター積み上げ

セクター別交戦数

ポクロウシク方面
1
コスチャンティニウカ方面
1
クピャンシク方面
1
スロビャンシク方面
1
スームィ北部方面
1
ハルキウ方面
1
ドブロピリャ方面
1
ノボパブリウカ・オレクサンドリウカ方面
1
フリャイポレ方面
1
📋 8月5日 EESTに公開または更新が確認できたPetroIvaniuk/2022-Ukraine-Russia-War-Datasetのデータより。

ロシア軍損失状況

カテゴリ累計前日比
人員1452880+1130
戦車12242+5
装甲車両25084+5
火砲47396+65
多連装ロケット2002+2
対空システム1540+2
航空機4390
ヘリコプター3540
ドローン444455+1715
艦船340
潜水艦20
車両・燃料タンク130266+449
巡航ミサイル50070
特殊装備4495+3
📋 8月4日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの前線戦況をまとめたISW戦況レポートより。

前線各地の状況

※備考欄:交戦あり=文脈上交戦があったことが明らか(1計上) 交戦なし=文脈上交戦がなかったことが明らか(0計上) 不明=文脈から交戦の有無は読み取れない(1計上) 空欄=交戦数明記

セクター交戦数状況詳細備考
ポクロウシク方面1Ukrinformによれば最も攻撃が集中した方面の一つ。ロシア軍はドブロピリャへの正面攻撃を断念し、北・南からの側面迂回に切り替えつつある。ビリツケ奪取失敗がロシアの計画を阻害している。交戦あり
コスチャンティニウカ方面1Ukrinformによれば最も攻撃が集中した方面の一つ。ロシアの小規模突撃部隊(将校含む)が1日約3グループ市内に浸透試み、500m程度まで入り込んでいる。交戦あり
クピャンシク方面1ロシア軍が限定的攻撃継続も前進なし。ウクライナ軍がクピャンスク郊外から反撃。ボロワ南東でウクライナ軍が前進。交戦あり
スロビャンシク方面1ロシア軍が攻撃継続、ウクライナ軍が反撃。ロシア軍はリマン西側からの包囲を試みるも、ドロビシェベへのアプローチでウクライナ軍が陣地維持。交戦あり
スームィ北部方面1ロシア軍が限定的攻撃継続も前進なし。ウクライナ軍が反撃、モフリツャ付近での反撃も確認。ロシア軍はリャスネへの進入を試みている。交戦あり
ハルキウ方面1ロシア軍がチャイキウカへの潜入作戦を実施。コザチャ・ロパンへの浸透も試みるが進展なし。ロシア国防省がバクシェイウカ占領を主張するもISWは虚偽と判断。交戦あり
ドブロピリャ方面1ロシア軍が正面攻撃を断念し側面包囲に移行。ビリツケ奪取失敗がロシアの計画を阻害。ロシア軍はより長射程・暗号化機能付きモルニヤドローンを配備開始。交戦あり
ノボパブリウカ・オレクサンドリウカ方面1ロシア軍が限定的攻撃継続も前進なし。交戦あり
フリャイポレ方面1ウクライナ軍が陣地維持または前進。ロシア軍がオリヒウ南東部への浸透作戦実施。ロシア軍ミルブロガーが複数集落での前進を主張。交戦あり
ヘルソン方面0地上活動の報告なし。ロシア軍がヘルソン市内で民間人をFPVドローンで意図的に狙う「人間狩り」戦術を継続。野菜販売員がドローン攻撃を受け負傷。交戦なし
📋 8月4日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、Kyiv Independent / Ukrinformの、8月5日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事。ドローン検索範囲: 過去72時間以内の情報

民間施設・インフラ被害

項目数値
ドローン発射数139
撃墜・無力化数117
無力化率84%
着弾(推定)22
種別Shahed型・Gerbera型・Italmas型(攻撃ドローン)およびParodiya型(デコイドローン)
ミサイル発射数1
ミサイル撃墜数None
ミサイル無力化率-
場所施設種別被害内容
キーウ市および周辺地域住宅・商業施設・輸送インフラ8月5日未明のロシアの大規模弾道ミサイル・ドローン攻撃により17人死亡・44人以上負傷。ノバポシュタ仕分けセンター破壊(3人死亡)。Silpo配送センター従業員6人死亡。オボロン・スヴャトシン・ホロシイウ・デスニャン各区で火災発生。アンモニア漏洩(軽微)。
キーウ州ブロワリ地区鉄道駅ホーム列車駅ホームで8人の民間人死亡。「恐ろしい」攻撃と報道。
ドニプロペトロウシク州エネルギー施設・消防署8月4日夜からドローン・砲撃・航空爆弾による約20回の攻撃。DTEK傘下エネルギー施設が被害を受け12万6千世帯が停電。消防署も損傷。
オデーサ州民間企業・住宅・船舶民間企業への攻撃で1人死亡・13人負傷。8月5日夜のオデーサ地区攻撃で1人負傷、住宅7棟・車両損傷。
ミコライウ州学校・船舶学校で火災発生、民間船舶が損傷。
スームィ州輸送・住宅・商業インフラロシア軍の攻撃により被害。詳細はISW報告に記載。
ドネツク州住宅・民間施設8月4日の24時間で民間人3人死亡・31人負傷。クラマトルスクのアパートへの空爆で1人の遺体収容、計27人負傷。
ザポリージャ州各村民間住宅8月5日にロシアのドローンが2村を攻撃、72歳女性1人負傷。
ハルキウ州ピスキ=ラドキウシキ村(イジューム地区)民間地区ロシア軍の誘導爆弾攻撃により2人負傷。バラクリヤでも攻撃があり一部停電。
ヘルソン市市場・スーパーマーケット配送車両ロシアのFPVドローンが市場で野菜販売員を意図的に狙い負傷させる。スーパーマーケットへ食料品を配送するトラックをドローンが破壊。
📋 8月4日 EESTに公開された、前回レポート後今回レポート作成時点までの戦況をまとめたISW戦況レポート、およびKyiv Independent / Ukrinformの、8月5日 EESTに公開または更新された記事より。ニュース検索範囲: 情報収集開始時刻から過去36時間以内に公開または更新された記事

外交・停戦交渉

英国のウェス・ストリーティング国防相が2026年8月5日にキーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談、ウクライナへの支援を誓約した(同相の初訪問)。ウクライナのザルジニー元最高司令官(現駐英大使)は「ウクライナがNATOに加盟することは絶対にない」と発言し、NATO加盟の現実的困難を認めた。ゼレンスキー大統領は、ウクライナへの対弾道ミサイル供給削減は政治的圧力の可能性があると示唆した。ステファニシナ前駐米大使は解任後、汚職容疑で訴追された。北朝鮮がウクライナ・ルハンスク州との国境地帯に弾道ミサイル部隊(発射台6基・弾道ミサイル120発)を展開との情報をウクライナ情報機関が報告。